プリンセス・トヨトミ 東京では成立するか

万城目学の三都物語シリーズ(?)、大阪が舞台の第三作「プリンセス・トヨトミ」が映画化されて、今年の5月に公開されます。大阪で「トヨトミ」。そのものズバリで、単行本の表紙は、大阪城天守閣を見上げる登場人物たち、です。プリンセス・トヨトミ作者: …

Best Of ちきりん?

ここ数年、みんが愛読しているブログ、Chikirinの日記。「おちゃらけ社会派」を標榜する、ちきりんさんのはてなダイアリー。くだけた口調ながら、視点や考察からアタマのいい人っぷりがうかがえる、とても面白いページです。過去、金融業界でお仕事していた…

それでも町は廻っているポコ

出会いはスローモーションポコ ある晩、つけっ放しになっていたTVから流れてきた、聞きなれた素敵なメロディ。なんだかゴージャスになった「Down Town」だ。あれー、新しいアニメかー?メイド物?そう言えば最近「Down Town」と「やさしさに包まれたなら」の…

マンガの無料公開とか電子出版とか

いつ本格自炊生活に突入しようかというみんですから、これから購入する本についても、可能であれば電子書籍で、と思うのも自然な流れです。特にコミック系は、最近では絶版モノなども電子書籍販売されるようになって、中古でコレクター価格と化した高いもの…

The Giving Tree

子供の頃から絵本ってあまり読まなかったかなあ?という気がしてます。とりあえず、子供の頃に「この絵本が好きだった」という記憶があまりない。好きな絵本はあります。でもそれはある程度大きくなってから好きになったモノ。その中でも、おそらくもっとも…

日本を貶めた「闇の支配者」が終焉を迎える日 (5/100)

「はてな年間100冊読書クラブ」夏のクリアランス。その2。実は、陰謀論とか、ちょっと苦手なんですが、ここまで気合を入れてタブーに挑戦する、ベンジャミン・フルフォードという人に興味があります。とりあえず、図書館で手に入るなかで、最新と思われる著…

ビートルズ音楽学 (4/100)

先日から「はてな年間100冊読書クラブ」に登録して、読んだ本の感想を、ここ「はてなダイアリー」に書いている訳ですが、必ずしも読んだ順に書いているという訳でもなく。6月1日にスタートしてから、読了したけど、感想を書いてない本がすでに何冊もあります…

日本語が亡びる時 (3/100)

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る古来から人類は「普遍語」というものを持ってきた。これは学問や科学技…

あなたの天職がわかる16の性格 (2/100)

ユングのタイプ論というものがあります。人間の心理的な態度を外向性と内向性に分類し、思考・感情・感覚・直感という4つの精神機能と組み合わせる性格心理学です。このタイプ論をベースに、米国人キャサリン・ブリッグスとイザベル親子が発展させたのが、MB…

総括せよ!さらば革命的世代 (1/100)

総括せよ! さらば革命的世代 40年前、キャンパスで何があったか作者: 産経新聞取材班出版社/メーカー: 産経新聞出版発売日: 2009/11/16メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 220回この商品を含むブログ (16件) を見るコドモの頃から、60年代後期の熱い時代の…

はてな年間100冊読書クラブ

もう5年半ほど「はてなユーザー」をやっているのに、まったく知りませんでした「はてな年間100冊読書クラブ」。面白そうなので早速参加します。とりあえず、期間や冊数は1年100冊でなくてもよく、自分のルールの中で自由に決めてよいらしいです。てな訳で、…

GIANT KILLING

もうすぐサッカーW杯が始まりますが、最近の日本代表戦の成績が芳しくないせいか、いままでのW杯と比べて、世間ではどうもいまひとつ盛り上がりに欠けているようです。そんなに熱心なファンではありませんが、私もそんなひとり。なんとなくパッとしない岡田…

こちらサンダーバード2号。イカスぜ!

えー、サンダーバードの皆さんがなぜ了解の意でFABを使いまくるかの根拠はナゾのまま(2005-02-02 FABの謎)でありますが、今回はエントリーのタイトルを私なりの解釈(笑)による意訳使用例とさせていただきました。さてサンダーバード。好きな人にはたまら…

ナクソスで聴け

ナクソス、って音楽のレーベルです。クラシックのCDを買う人ならご存知かと。お店によっては専用コーナーがある事もあります。どんなレーベルかと云うと、一口で言えば廉価盤のレーベルと言えるんですが、ちょっと中身が他と違っています。メジャーレーベル…

四畳半神話大系

何かでたまたま読んだ2007年本屋大賞の選考結果がきっかけで、「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦:角川書店)という本を購入したのが3年前。中村佑介のイラスト(アジカンのジャケットとか大好き)が印象的な装丁で、期待値が高まったのですが、なぜか読む…

日本人があまり宗教に囚われないのは結果的にはあまり悪くないことのように思えるのこと

いやあ、1年ぶりのエントリーですよ。ネタも意欲もあるんですが、なかなか精神的なヨユーに欠ける日々が続いているもので、なかなか作文気分になれないのが悲し。それはそうと、ダイナマイトに面白いマンガにめぐり合ってしまったわけですよ、これが。聖☆お…

Nodame Cantabile

クラシック音楽を扱ったマンガ「のだめカンタービレ」が人気です。先日の芸術劇場(ETV)でも取り上げられていましたね。かなりレベルは違えども、一応音楽学生だったみんとしては、雰囲気が分かるなあと思うこともたびたびあります*1。マンガで音楽を扱うの…

西洋の音、日本の耳

以前に、西洋音楽の調性感というものが、その文化の中にあってはじめて有効だと思う事について、このように書いたことがあります。 調性という概念自体が西洋古典音楽のモノなので、この場合まずは音階で考えることになりますが、民謡などは短音階であっても…

笑ってはいけない

そういえば最近は電車通勤というものをしていないので忘れていましたが、電車などで笑いをこらえるのってなかなかツライものです(笑)。昔そんな体験を書き残してあったものがありました。ブツは「発作的座談会2」、これを電車で読んでいて笑いをこらえる…

鬼畜系

最近のお気に入り、ごぞんじカルト王の唐沢俊一と覆面鬼畜ライター村崎百郎による超毒舌鬼畜系時評対談「社会派くんがゆく!」。これ、年末にもMLでちょこっと触れたのですが、その時リンクを張らなかったのは、コレが必ずしもみんなが楽しめるようなモノと…

殿馬一人

土曜日に吉祥寺の古本屋に激安文庫版「ドカベン」がうなっているのを発見! 一冊あたり、オオムネ200円なり。揃いじゃないからかなあ。でも、お得な話ではある。なもので、オニのように「ドカベン」を読みまくっております。抜けは新品で埋め合わせて、い…