笑ってはいけない

発作的座談会〈2〉いろはかるたの真実 (角川文庫)そういえば最近は電車通勤というものをしていないので忘れていましたが、電車などで笑いをこらえるのってなかなかツライものです(笑)。昔そんな体験を書き残してあったものがありました。ブツは「発作的座談会2」、これを電車で読んでいて笑いをこらえるのに一苦労といった事がありました。

いや、もうどっから見ても、本人がどんなに苦しんでガマンしたり誤魔化したりしようとも、周りには笑ってるのはバレバレなんですけどね(笑)。でもほら、電車の中ですからね。やっぱり大っぴらに笑うわけにもいかないじゃないですか。一応ね。

でも、内容以上に、笑ってはいけないから、よりおかしい、って事がありますよねえ。こういう状況が、爆発的におかしさを加速するとでも言いましょうか。

「テレビにらめっこ」なんてのもソレ系でしょう。


そうそう。椎名誠沢野ひとし木村晋介、目黒孝二と云うキャラクターが見えてくるにつれて可笑しさが染み出て来るようです、「発作的座談会」。

意外と冷静になるとそうでもないというか、ネタ自体よりもその「場」(?)の雰囲気にもうやられちゃうんですよねえ。かなり曲者。注文時に、今度は電車には気をつけよう、と思ったもんです(特に沢野発言には要注意)。

まさに飲みでのバカばなし。いい大人が、しょーもないくだらない事ばかり言ってる(笑)。


まあ私も日頃さんざんっぱら飲んではこんなバカ話ばかりしているわけですが、上記の作文をした頃の記録として残っているのが、妖怪べとべとさんうわんの話。どうしてソレがそんなにおかしい、と思うぐらい大笑いした、典型的飲みばなしでありました(笑)。