それはウチだ!

先日、再放送されていた「お水の花道*1をみていて、ビックリ仰天、原沙知絵演ずるところの麻弥のアパートとして、ウチのアパートが突如画面に現れたではないですか。しかも私の部屋はドラマ中の大家さんの部屋として登場。ご丁寧にドアに「大家」と貼ってあった(笑)。

しかしまあ、これは十分あり得ることなのでした。ウチのリアル大家さんはどこぞの制作プロダクションと懇意らしく、私の部屋の前の路上や、これまた大家さんが所有するお向かいの一軒家で、かなり頻繁に撮影が行われるのです。それが映画だったりドラマだったりVシネマだったりの違いはあっても、とにかく撮影自体は全然めずらしくない。私の部屋自体、私の入居前日にはドラマかなんかの撮影に使用されていたそうですから。

で、むしろ驚いたのは、これは一体いつの間に撮影したんだろうか?ということなのでした。なぜなら、最初は私が居ない時に外で撮影したのかと思っていたら、なんと私の部屋から大家さんが登場するシーンがあったのでした。おまけに部屋の電気も点いてるし。「お水の花道」は99年のドラマなので、明らかに撮影時には入居済み、しかしまったく記憶にない。不在時に勝手に使ったのかしら?なんて思ったわけですよ。

でも、よーーーっく思い出してみると、ああ、そんなことがあったかも、と思い当たりました。確か大家さん役の役者さんが玄関のところで恐縮そうにスタンバっていた事があったなあ。おまけに、スタッフも「これ貼らせて下さいね」とわざわざ私にことわって、大家とかかれた紙を貼っていたよ。

しかし、そんなこともまったく印象に残らないほど、しょっちゅう撮影があるということかしら、と妙な納得の仕方をして、ああ、原沙知絵がここに居たんだなあと、これまた妙なお得感を得たのでした。

*1:第5話。2階の自室へ戻ろうと階段を上る麻弥を大家さんが呼びとめ、ウチはお水の人は禁止だから悪いけど出て行ってくれと通告するシーン。