耳栓プリーズ

ここ数年、自分のライブの音源などを聞き返して、コーラスの音の外れっぷりにびっくりする、なんて事がままあるです。やってる時は、ちゃんと歌ってるつもりなんだよね。

こりゃもう、耳が悪くなったとしか思えないね、とほほ。などと思っていたのだけど、ライブは次から次へと開催されるの。どうにかならないかしらね、と思っていたのだ。


ところで、ついに明日に迫った、ランバージャックス渾身の企画「西荻りんご祭」。我々ランバージャックスはリンゴ・スターの曲だけを取り上げるというチャレンジングなライブです。

その中で、コーラス音域が非常識に低い曲があるのだ。リンゴ自身、声低いしね。そのコーラスの音域は、「真ん中のド」をはさんで、下のラから上のラまで。ドから下の音なんて、もはやうなり声のような様相を呈しております。

なにより、音が低すぎて、歌っていて音程感がほとんど感じられないという罠があった。

これはイカンと思い、昨夜の最終練習では、耳栓をして臨む事を思いついた訳ですよ。昔の鶴田浩二よろしく、音が取りやすくなるだろうと。そしたらば、これが思いのほかイイ感じだったので、びっくり!


片方を耳栓してると、まわりで鳴ってる音もちょっと違う感じで聞こえるのだけど、なにより自分の声が良く聞こえるです。低い音対策で思いついたのだけど、これ、通常のコーラスでもかなり効果ありと見た。

てな訳で、明日の本番では当然、耳栓の使用が決定しました。これで、事態は好転するだろうか。効果ありと判断した場合、今度の演奏では耳栓必携という事になるんだろうけど。さて、どうなるか。