こわれて出ない音がある

パパからもらったクラリネット、ではなく、自分で買ったJUNO-Dだ。

異変に気が付いたのは、全回、11月のランバージャックスライブの仕込み時。「Happy Xmas」のストリングスを弾いていると、なんだかフレーズの途中で音が途切れる感じがしたのだ。

弾き方が悪いのかなー(キータッチが悪く、音の粒がそろわない)と思ったら、悪いのは鍵盤でした。ある音が極端に小さい。実質的には、そこだけ音が出ない状態。

でもね、Bbからスライドで弾くと、鳴るんですよこれが。一体何がおかしいのか。

MIDIで同機に接続した音源でも同様の現象が起こっているので、問題はJUNO-Dの音源部ではなく、鍵盤部にある模様。


ふつうはここでリペアですが、2月後には次のライブが決まっているので、このタイミングで手放すのはなー、と躊躇。リペアから戻るまで何週もかかる事もあるので。

次のライブはリンゴ・スターの曲ばかり。「デラックスなアレンジ」を担当する鍵盤パートの負荷が高いと読んでいたので、なおさら。

てな訳で、爆弾を抱えたまま、いかにこの音を使わずに今回のライブ乗り切るか、という使命が発生しました(笑)。

という程の事もないのだけど、実際フタを開けてみたら、一部を除き、割とシンプルな鍵盤構成で済む事に気が付きました。

「除いていない」一部の曲は、デラックスすぎて一人で再現不能。そんなウワモノは、いっそ捨てちゃえーーー!という機運が高まりつつあり。なんだ、なんとかなりそうだ(笑)。

今回はやり過ごせそうだけど、いずれにしても、ライブが終わったらリペア必至だなあ。


ちなみに。写真のJUNO-D、右上に昔のセットリストがそのまま張ってあります。

両方ともランバージャックスのもので、古いほう(ガムテ)は2006年5月28日@六本木アビーロードのもの、新しいほう(紙)は2008年11月3日@早稲田祭のもの。ものぐさぶりがよく出てます。