納豆トーストの夜

納豆トースト。それはトーストにマーガリンを塗り(バターじゃ駄目)、納豆(普通に醤油と混ぜたモノ)をはさんで食べるという、小学校5年生の頃に私が開発した食べ物です。

日曜の朝は、コレでキマリ!というぐらいの愛好品なのです。

しかしふっと気づくとずいぶんと長い間食べていなかったのでした。理由は簡単。私の部屋にトースターが無かったから。

転居早々、新品のオーブンレンジを初日でダメにして*1からというもの、なんなくその手の利器とは無縁なまま過ごしてきたのでした。つまりは、たっぷり6年も離れていたのだなあ、納豆トースト。

そう思ってしまったら最後、もうどうにもガマンできなくなってしまったのもむべなるかな。

これはどうあっても納豆トーストを食べなくてはならん、という気分は盛り上がりまくり、さっそく必要諸品を調達すべく地元のサミットに向かったのでありました。


買ったもの:

焼き網 (以前使っていたのはセラミックがバラバラになったので)
食パン一斤 (8枚切り。納豆トーストには最適)
マーガリン (現在冷蔵庫に眠るモノは恐くて手が出せず新規購入)
納豆 (ごくフツーの3パック売り。ひきわりは向かないかも)

さすがにトースターは買いませんでした(笑)。


網焼きトーストもなかなかオツなもんです。気分は明治の焼き麺麭。しかし、始終監視の目を光らせておかないといけないのがツライ。おかげで、食べながら次の分を焼く、ということが出来ずに弱ったです。


作り方は以下の通り。

1.納豆を混ぜる。薬味は入れない。卵なんて論外。
2.8枚切り食パンを2枚焼く。
3.1枚の片面にマーガリンを塗り、もう1枚の片面に納豆を広げる。
4.それぞれ塗った面を合わせて、二枚重ねで食べる。美味。

最近の納豆は小さいパックが多いので、8枚切り×4セットで2パック使うぐらいのペース。かなり贅沢に納豆が使えるようになりました(笑)。

初期投資分の網とマーガリンは資産勘定で減価償却なり評価損として計上したとして、実際には約300円でこの幸せが手に入るのだ。

実においしうございました。極楽、極楽。

*1:箱から出してさえいなかった。外出中に箱ごと高いところから落ちて、そのまま成仏。乗せていたダンボールがオーブンレンジの重さでつぶれて転げ落ちたらしい。