余は如何にして菜食主義者となりし乎

...ウソです、私はベジタリアンではありませぬ。完全にタイトル先行型(笑)。

が、ただいま、期間限定ではあるものの、ベジーに食事制限を実施してます。それについて、あっちに話したり、こっちでつぶやいたりしたりしてましたが、まあいずれも断片的な感じなので、今回、どんな事をやっているのかをまとめてみます。


10年ぐらい前から、血糖値が標準値を上回っています。まあ糖尿ってやつですね。普通なら、食事を節制して、必要なら投薬を受ける、という流れになるんでしょうが。

ただ、投薬は対処療法でしかないし、プロフィールにも「飲み食いを楽しまずしてなんの人生か!と考えるタイプ」とあるように、私には、食事に制限を加えるという選択肢はあり得ず。どうせ治らないのなら、好きにさせてくださいよ、と思ってきました。

その代わり、運動をすることにより血糖値の上昇を抑えることができるので、基本的にはその方向で対応しようと。というか、こちらの方がよっぽど根本的に重要だと思ってました*1

まあ、他にもいろいろあるんですが、うまくいけば治る、治らないにしても大幅に改善される、てな選択肢が現れたので、試してみようという事にしたと云う話です。もしそれが効果なしでも、どっちみちダメ元だし。


と云う訳で、現在、マクロビオティックをベースにアーユルヴェーダ的要素を取り込んだようなベジーな食生活を送っております。

健康な状態での日常食としてはそこまで制限はないのだけど、糖尿対応なので、一口にベジーと言っても、食べるのを避けるべき野菜、なんてのもあるので面倒。

さて、具体的に何を食べてよくて、何がダメなのか。こんな感じです。

身体に良いもの身体に合わないもの

にんじん、れんこん、ごぼう、大根、芽キャベツ、自然薯、こんにゃく、かぼちゃ、たまねぎ、かぶ、白菜、チンゲン菜、にら、ねぎ、小松菜、キャベツ、おくら、あさつき、レタス、きゅうり、干ししいたけ、ブロッコリー、セロリ、パセリ、カリフラワー、グリーンピース、もやし、とうもろこし(少量)、うずら豆(少量)、いんげん豆(少量)、大豆、小豆、豆腐、納豆、玄米、ヒエ、キビ、はと麦、大麦、アワ、うどん(少量)、そば(少量)、海藻類(ひじき、わかめ、昆布、その他)、自然海塩、ごま塩、梅干、梅酢、味噌、醤油、ノンカフェイン飲料(番茶、ほうじ茶、麦茶、ハト麦茶、玄米茶など)

ほうれんそう、ナス科の食品(ナス・ジャガイモ・ピーマン・しし唐など。トマトはよく火を通せば少量可)、にんにく、冬瓜・スイカ(水っぽく陰性なもの)、さつまいも、単糖類(果物類、砂糖、菓子類)、酢の物(極陰)、乳製品(牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなど)、肉類(牛、豚、鳥ほか動物系は極陽)、卵類(生卵、いくらなど)、生魚(マグロ、エビ、カニなどは極陽。焼き魚は少量可)、アスパラガス、練り物(ハム、かまぼこなど)、焼いた粉類(パン、ピザ、お好み焼き、鉄板ものなど)、水道水、氷水、アイスクリーム、カフェイン含有飲料(コーヒー、ココア、緑茶、ウーロン茶、紅茶など)、ジュース、コーラ、炭酸飲料、ビール、酒、ワイン

ジーと言っても、1)生野菜はNG、2)陽性陰性の強いものはNG、3)有機栽培でないとNG、です。

ウチは以前から大地を守る会で食材を調達してるので、野菜のクオリティーについては新たに対応する必要はなかったけれど、しばらく頼めないものが増えてしまいました。基本は煮野菜をおかずに玄米を食す、って感じ。

しかしまあ、この食べられないものリスト。ほぼ外食不可能ですよ(笑)。一応そばは可だそうですが、これだってホントはカツオ使ってるし。あとは、インド料理でベジーなメニュー。でも乳製品とかトマト・じゃがいもなどがNGなので、ベジーメニュー内でも選択肢はあまりないです。インドで散々お世話になった、ダールとチャパティ、みたいなのはOK?


健康体であれば、肉も魚も適量取るのはOK。ですが、あくまで食餌療法なので、上記のように制限がきつくなってます。基本的には陰陽中庸なベジー&ノンアルコールな日々。

とは言え、飲みイベントなどをガマンしたりはしてません。そんな時は、あまりがっつり肉食はしないようにしているものの、食べ物制限も外してます。それでも以前に比べたらかなりの節制になってますけど。それで原則禁酒、という事にしてます。

いちおう年内一杯試してみて、効果がないと思ったら止めてしまう予定。ただ、秋は飲む機会も一段と多いので、もうちょっと長期的に様子を見ないとダメかも。

もっと違う時期に実施すればよかった、という気がしないでもありませんが、思い立ったが吉日、とも言います。まあこれはこれで、そういうめぐり合わせだったのだろうと思いつつ、とりあえずベジーな生活継続中。

*1:食事制限より運動で血糖値を改善する:ただ、ここ数年はほとんど運動してなかったので、その点については食事に気を使う事と比べ、確かに危機感がありました。