ひょんな事で最近知った、荻窪のカレー屋さん「すぱいす」。近くに用事があったついでに、初めて食べてきました。レビューでは結構評価が分かれる感じでしたが、どうも好み系なんじゃないかとニラんでいたのです。
ファーストトライの結果は、予想以上にステキ、でした。星5点満点中、4.5点。
やはり最初は基本のチキンから、と思い、骨付きチキンカリー＋中辛（880円）の単品注文。お昼なので飲みなしツマミなし。
出てきたブツは、たっぷりのカレーに丸くライスの島が浮かんでいる感じ。ああ、写真撮っときゃ良かった（笑）。
小麦粉などは一切使っていないインド風だそうなので、一般的な日本のカレーに比べるとトロリとした感じはありませんが、南インド風なサラサラまでは行かない。そうだなー、日頃から愛食してる、上野デリーぐらいの粘度かな。
で、極めつけはその味。さすが「すぱいす」の名に違わぬスパイシーな味付け。何種類ものスパイスを使った豊穣な味わいです。湧き上がる喜びに、あー、コレが私の「カレーに求めているモノ」だったんだなー、と感じ入り。
事前に抱いていた期待とは、ひょっとして南インドな感じかも？という物だったのですが、そのものズバリではないにしても、やはり要素があると感じました。結果、北インドと南インド（もしくはベンガル？）を折衷して日本人向けに食べやすく整えました、という印象です。
スパイスの刺激が心地よいので、とりあえず中辛にしたけど、これは要らなかったかも？！また、その爽快感が素晴らしいため、「いわゆるカレー味」をもっと少なくすると本場っぽくて良い感じかも？と個人的には思うものの、さすがにそれは今以上に「コクがない」などという声にもなりかねず、商売的に難しいんでしょうね（笑）。とにかくかなり気に入ったので、他の種類もいろいろ試してみたいです。
実はビールがいろいろあるらしいので、カレーの前にちょっと飲み食いしたいなあと思うんですが、サラダぐらいしかサイドディッシュが無いようなので、そこはインド料理屋というよりはカレー屋さんだからガマン（笑）、と思いました。今度行ったら、ビールとサラダを前菜にします。
