ブラックカレー

ブラックカレーといえば「包丁人味平」。気がつかないうちについ店に足が向いてしまうという、あのカレーを一度試してみたいと思った人は多いことでしょう。

ところで、最近高円寺にブラックカレー井津野屋なる店ができました。コドモ時代にブラックカレーの魅力を刷り込まれたみんとしてはさっそく試してまいりましたよ。

で、お味はというと、明らかに普通のカレーとは違う味。イカ墨はつかってるなあ、ちょっと甘いなあ、とか思いつつ、そこそこイケる仕上がりかと。まあたまには食べてみようかというような感じ。味平のソレのような麻薬的吸引力はないなあ?

ところでリアル・ブラックカレーといえば、最高にオススメなのは、リトルスプーン@吉祥寺です。もうめちゃくちゃウマイのだあああ。ブラックカレーは夜だけのメニューだそうですが、昼にも食べられればもっと食べる機会があるのに残念。

みなさまご存知の通り、わが日本国ではいろんな種類のカレーを楽しむことができます。私の好みは「極めてインド」なヤツと「お蕎麦屋さん的カレーライス」にあるのですが、このブラックカレーは、あえていえば極めてインド系ながらも、枠にはまらない、ちょっと他では味わえない逸品です。

と、ちょっとココで落ち着いて(笑)、上記のブラックカレー井津野屋には、もうひとつ秘密兵器があります。それがスープカレー

インドでもお米を主に食べる地方でよくあるカレーの形状ですが、日本ではあまり食べる機会がありません。改修前のアジア会館のレストランにあった「バングラカレー」「野菜カレー」が、本格派としてかなりイイ感じでしたが、改修後はおされなレストランに変わってしまい姿を消してしまいました。

その後は、紀伊国屋地下の「モンスナック」でそれに近いモノが楽しめるばかりだったのです(消極的な書き方ですが、大好きです)。

井津野屋のスープカレーは、そんな状況の中、まさに満を持しての登場と言えましょう。アジア会館のカレーと比べると今一歩ですが、全体の雰囲気はかなり良好。ブラックカレーより、むしろこちら目当てで通ってみたいなと。