実写でワイルド7

その昔、仮面ライダーが大ブームで、公園のゴミ箱にカードを抜いたライダースナックがあふれていた*1中で、私はまったく興味を持てずにブームを傍観していた。

私のお気に入りは、むしろ裏番組でやっていた「ワイルド7wiki)」。もちろん原作から先に好きになっていたのだけど、もうメンバーのバイクとか描きまくりでしたよ。この私がメカを描く(笑)。その「ワイルド7」実写化のニュースを発見!

 俳優の瑛太さん(28)が、70年代にヒットした望月三起也さんの異色警察マンガの実写映画化「ワイルド7」で主演することが25日、明らかになった。原作は、「バイクに乗った7人のアウトロー警視」というキャッチコピーで、犯罪者の中から徴集された7人の警察官(ワイルド7)が、超法規的存在として悪人を問答無用で裁く「悪(ワル)対悪(アク)」の異色作。瑛太さんはメンバー中最年少ながら実働部隊のリーダーとなる主人公の飛葉大陸を演じる。


瑛太が飛葉ちゃんねえ。ちょっと年取りすぎな感じもするけど、けっこう期待値高いです。

昔の実写版からすれば、CG技術など格段に違うはずなので、それぞれのバイクが持つ特殊機能やライディングのワザなどを、よりリアルに見せてくれるのではないかな。

 2年前から映画化に向けて動き出していたという阿部プロデューサーは、「映画化にあたっては、ストーリーを現代に置き換えるところから始まった。いかに人気コミックだったとはいえ、40年近い時の隔たりがあるため現代にマッチするストーリーを構築しなければならない。監督を中心に1年近い期間を脚本作りに費やした。往年のファンにも、オリジナルを知らない若い人たちにも満足してもらえる脚本ができたと思っている」と自負。

実写「あしたのジョー」は40年前の時代を再現するところから始めているけれど(はやく観にいきたい)、こちらはまったく違う。メンバーのプロフィールなどの基本部分があまりいじられなければ、その他設定を現代風にするのはOK。

両者における時代背景の必然性ってのが違うと、なんとなく納得できるてる感じも面白いけどね。やっぱりジョーは平成では成立しないという判断に説得力があったんだろうな、みたいな。

でも翻ってワイルド7も、ペボピーみたいなヒッピーって今の時代ではどういう扱いなのか。八百は、まさかスモウレスラー上がりじゃないよね(笑)。


どうやら公開は秋以降になりそうだけど、他のキャストとかはまだ決まってないのかな。いやもう、とても楽しみにしてますよ。ああ、モーレツに原作を読み返したくなってきた(笑)。

ワイルド7 [愛蔵版] 1

ワイルド7 [愛蔵版] 1

*1:ゴミ箱にカードを抜いたライダースナックがあふれていた:子供がカード目的でライダースナックを購入し、スナックを捨ててしまうようなカルビーの売り方はけしからん!と、ちょっとした社会問題になった。でもしようがないの。ライダースナックって激マズだったんだもの。当時ビンボーでいつも腹を空かせて、犬の食いかけでも食べることに抵抗のなかったみんでも、見向きもしなかったぐらい。ましてや普通のお子様をや。