パイレーツ風に言えば?!

 女装して銭湯の女湯に侵入し、逃走の際に男性経営者に重傷を負わせたとして、警視庁代々木署が防衛省技術研究本部の防衛技官、寺本康博容疑者(42)=東京都立川市=を建造物侵入と傷害容疑で現行犯逮捕していたことが分かった。同署によると、寺本容疑者は容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、17日午前0時すぎ、渋谷区笹塚2の銭湯の女湯脱衣所にカツラと化粧で女装して侵入。発覚して逃走しようとした際に30代の男性経営者を突き飛ばし、足に3カ月の重傷を負わせたとしている。寺本容疑者は約30メートル逃げたところで通行人の男性(30)に取り押さえられた。

 防衛省広報課は「誠に遺憾。なお一層の指導・教育を徹底し、再発防止に万全を期す」とコメントした。【内橋寿明】

決行を決心した犯人氏に、どのぐらいの成算があったのかが実に興味深い。湯気に隠れてうまくやれると思ったのかな。ある意味、度胸のある人だ。

それより、防衛省広報課のコメントは、いかにもオタメゴカシで、思わず鼻にシワが寄ってしまうよ。一体何をどう「指導・教育」「再発防止」するつもりなのか?!

「女装して女湯に入ることなど、防衛マン(?)として絶対に許されることではない!」

などと訓示するの?まさかね。もしくは省内e-Learningかなんかで「防衛省コンプライアンスレーニング:公序良俗編」とか開発・展開するとか?「なお一層」って言ってるから、すでになんかやってるのかな?(笑)

「とりあえず、お約束の反省コメントでお茶でも濁してっと。ああ面倒くさいな、はやく帰ってカルピスソーダ飲みてぇや」(猿山さるぞう風)、的なニオイがプンプンするよ。

まあ、広報担当氏としても、実にやってられない気分ではあろうけれど(笑)。