宗旨変え − 入力デバイスのこと その1

詳しい話はまた別の機会にして、PCを使うにあたって、キーボードやマウスなどの入力デバイスの使い勝手がかなり気になるタイプです。

さらに一般的な話はまた別の機会にして、最近ちょっと悩ましかったのは、音楽作業用PCでの入力デバイスをどうするか、でありました。これはどういう事かというと、音楽作業というのは通常キーボードやその他楽器を前にして行うので、PCを使う場合に大きなキーボードや作業スペースを取るマウスの使用はあまりうれしくない、というような話です。

一方、最近仕事ではIBMThinkPadを使っておりまして、しかしあのポインティング・スティックというのがどうにも好きになれず、タッチパッドなら良かったのに、などと思いつつマウスを接続して使っておりました。

が、1年ほどそんな日々を続けて、ノートPCにマウスをつないで使うのはつくづくナンセンスだと悟り、なんとかポインティング・スティックと折り合いをつけようと日々努力してまいりました。

そうして馴染んでみると、なんと便利なデバイスであることか(笑)。そもそも余計なスペースは取らないし、両手もキーボード上にほぼ固定して使えるし。ごめんねIBMさん、私が間違ってましたよ。

てな訳で、一気に購入に踏み切りましたよ。IBMトラベルキーボード(英語)。

アリテイに言えば、ディスプレイの付いてないThinkPadみたいなものですが、必要な機能がコンパクトにまとまっていて、これが場所取らずで実にステキ。これですよ、求めていたのは。

ThinkPadにはないタッチパッドも付いてますが、これはパームレストのスペースを確保するついでにつけたんでしょうね。私はパームレストは要らないし、コレがなければもっと小さくなるのに、と不満に思いますが、まあニーズを思えばそれは仕方がないでしょうね。

残念なのは、USBハブとしても利用できるのですが、なぜか規格が1.1。無いよりマシという事でしょうか。それと、意外とスクロール・ホイール的な使い方で互換性が無いことが多いこと。それに目をつぶっても便利だけど。

今使ってるのは固定PC用だけど、バックアップの意味も含めて、もうひとつ持ち歩き用に買ってもいいな。そもそも、いつでもこの入力デバイスを使いたい、というコンセプトから生まれたデバイスなのだろうから(ちなみに、キャリングケース付属です)。