iPodオーナーになる

かなり前からiPodでもRockboxが使えるようになっていたのですが、アーキテクチャーが違うらしくて第5世代対応が遅れておりました。が、いよいよその時が来ました。待ってましたよ、この時を。リリースより2週間ほど遅れをとりましたが、ニュースを読んで、さっそくiPod 80GBを買ってまいりました。

白いのにするか黒いのにするかしばし悩んで、黒+うすいグリーンのクリアケースを選択。待ち望んでいた一品(?)なので、値段なんか眼中になし。ああ、私がiPodを使う日がやってこようとは。

以前このページでも何度かグチったように(コチラコチラコチラ)、満足できるポータブルオーディオが全然現れないことを嘆いていたものですが、Rockboxの登場によってiRiver H140が最強のデバイスと化し、幸せなポータブルオーディオの世界を満喫することができました。

が、ちょっとした悩みもありまして。

    • H140付属のソフトケースがいまひとつ、といって市販品も見当たらず、そのままハードに使い続けたため、かなりボロボロな外観になってしまったこと
    • それだけならばまだいいが、ホントに取り扱い不丁寧だったので、ディスクをはじめメカとしてガタが出始めていること
    • そっれっだっけっなっらっば まっだっイイがっ!製品はとっくに生産中止。Rockboxのせいか、オークションなどに出回っている中古もかなりいいお値段。壊れてしまったらかなり困る状況に
    • そッ れッ だッ けッ なッ らッ ば まッ だッ イイがッ!(プチ)ライブラリーを持ち歩くという使い方を目指しているため、40GBのディスク容量でもいっぱいいっぱい。おまけに録音(WAV)用デバイスとしても利用しているので、その分の空きスペースもつねに確保する必要あり

そんな事態を一気に解決する救世主として、現在唯一と呼んでよい大容量HDDタイプのポータブルオーディオとして80GBのiPodに熱い視線を注いでいたわけですよ。もっとも、本来のiPodとして使用するつもりは毛頭なかったわけで、じっとRockboxが対応する日を待っていたと。

iPodへのRockboxのインストールは、ちょっと面倒くさいイメージがあったのですが、いざやってみると実に簡単なものでした。意気込んで取り掛かったけどちょっと拍子抜け。

バイスは変わっても、中で動いているのは以前と同じくRockboxインターフェイスもまったく同じなので、メニューからたどれば使い方はわかるため、設定自体はさくさくと行って、iPod VideoのRockboxバージョンの出来上がり。

もちろん本来のiPod OSで起動することも出来ますが、iTunesを使っていないのでまったく無意味。そもそもOgg Vorbisがメインだし。一度試しに起動してみましたが、二度と使うことはないでしょう(笑)。もっとも、中身は一緒といっても、デバイスが変わればボタンの数も位置も違うので、便利に使うためにiPodでのボタン操作に慣れ中の日々です。