胡蝶の夢

仕事が昨年一杯で終了したので、しばらくのんびりしておりますが、おかげで久々に東海テレビの昼ドラを観る機会を得ております。「新・風のロンド」。たまたま1回目を観たのがきっかけでしたが、さすがは一世を風靡した小沢真珠、今回はいじめられ役に回ったとはいえ、すばらしい存在感を示しております。じゅうぶん十代の女学生に見えるのもステキ。

しかし、今まで観てきたところ、この帯のドラマにはいくつかのタイプがありますが、今回は、明らかに女性主人公がぽーっとしてるので、周りの人が不幸になるというパターンではないかと。それに比べて妹は現実的でしっかりしてます。ああ、「冬の輪舞」が思い出される(笑)。

兄嫁(になるのか?)の田中美奈子もとってもステキですが、特に今日の放送で、戦死した夫の代わりに、家業を守るために帰還したその弟と結婚しろと、舅に言われたときに発した「はぁあああ?」という叫びが、あまりにも素晴らしすぎてシビレました。昼ドラはこうじゃなくっちゃ。

それにしても、テーマソングは「胡蝶の夢」ですよ。格調高いですね(笑)。今回のドラマは、夢がうつつかうつつが夢か、ということなんでしょうか。原作はマンガらしいのですが、どんなんだろう?「新」が付いているので、どっちみちまったく違う展開を見せることは必至ではなかろうかと。忙しくならずに、このまま見続けられたらいいなあ。