視界の狭さ

私は長いことコンタクトレンズ愛用派で、メガネの使用はごく限られた場合のみだったのですが、ここ最近とある事情で完全メガネ生活を送っております。最近のメガネは小ぶりな物が主流で、これは見た目的には私も好きなんですが、これがいったん使用する側に回ると、視界の狭さゆえなんとも不自由なモノであると思えてなりませぬ。

とにかく思い知らされたのは、いままでの日常の中で、ちょっと視線を動かすだけで目視確認していた事がいかに多かったかということです。現在、全視界のうちメガネでフォローされているのは、全体の半分にも満たない中央部のみです。それ以外の左右上下は曖昧模糊した状態で。でもちょっとした目視確認ではこの部分こそが大活躍なんですよね。ちゃんと見ようと思ったら顔全体をそちらに向けなければならないと。

今具体的に困っているのは、道を渡る時と階段を下りる時ですね。これが以前体験したことのないような恐怖を伴っております。まあそのたびに首をブンブン振ればいいという話なんでしょうが、これは慣れるのかなあ?それよりもコンタクト生活に戻るほうが先だという気がする(笑)。

ああ、そういえば先日はベースを弾いていて、これまた曖昧視界のなかで妙なポジションを押さえて思いっきりミストーンを連発してしまいましたが、これも困りものです。思えばギター・ベース類は鍵盤を弾くときよりも視角的にはきついんだな。といって、この場合は顔をそちらに向けるのはあまり好ましくないので、視界を取り戻すかまったく見ないで済ますかだなあ。