ところで、今日の朝にTVを見ていて、大層オドロキのニュースがありました。
旧公団マンション、欠陥１６棟建て直し
まあ手抜きが発覚して、住民と何年ももめた末、結局当初の建設費の３倍ほどかけて建てなおすということだそうですが、びっくりなのは、当時担当した建設業者が金を返すことを拒んでいるということです。責任がないと言い張っているらしいんですが、マジですか？現実に手抜きなのがバレバレなのに、責任がないって、時効ってこと？これって、立派にサギなのでは？世の中それで済むんでしょうか。
ニュースによれば「既に倒産した１社を除く１４社を６か月の指名停止処分とした」そうですが、返金にも応じないのに、そんなモンでいいの？私の感覚からすると永久出入り禁止ぐらいの被害だと思うんですが。
そもそも、何でコレが住民VS元・公団という図式で争われてきたのかがまったく分かりません。どう考えても公団VS建設業者の責任問題でしょうに。おまけに住民は欠陥の検証のために何年も他所に住むことを余儀なくされているというし、住民VS元・公団という図式が成立するとすれば、それは買った家に住めないという賠償問題では？
業者には「金なら払えん」と突っぱねられ、では600億円を超えようという再建費は自分持ち？とびくびくモノな元・公団なのかもだけど、その金はどこから出るのよ？まさか税金？少なくとも最初に建てた時は税金から払われたんだよねえ。
人の金使ってゴミをつかまされたり、いざ問題が発覚したら犯人（業者）とも闘えない。この元・公団の人たちって、どんな仕事をしてたんだか。こんなスチャラカぶりなら、私でも十分務まりそうであるね（笑）。
