ギターかピアノか2

でも読む前は、みんさんがどうやって両方とも弾ける様になったのかとか、どっちが弾いてて楽しいとかそういう話をイメージしてました(笑)。

ああ、なるほど。言われてみればそういうモンであるかなあ。ではちょっと思い出してみましょうか。ダラダラと(笑)。

ギターを弾き始めたのは中学2年ぐらいではなかったかと。確か最初のギターは、拾ってきたガットギター(笑)。この頃はほとんど弾けなかったなあ。明星や平凡の歌本で、タブ譜を見ながらポロンポロンと音を出せる程度。中3になって2台目のギターを使い始めた頃も、それに毛の生えた程度で。ちなみに2台目も拾ったギター。しかも白いフォークギター。まさにテレビジョッキーな、ベリー70年代アイテムでありますね(笑)。

中学3年の秋、ついに自分のギターを購入!スーパースターも夢じゃないのモーリス。2万円。この頃からやっとまともにギターが弾けるようになったかな。当時いちばん弾いてたのはビートルズかぐや姫(!)か。とにかく弾き語り、みたいな感じで。

高校に入ってからは、ますます弾き語り系の世界にはまり込み、テクニック的にはポール・サイモンとかその手のうまい人に憧れていたと。ブルーグラスにもハマりかけて、もう完全にアコースティック物ばかりでしたねー。もう少しでウッドベース買うとこだったし(笑)。ギュイーン系のギターとは縁遠かったなあ。

高校も半ばになるとチューリップのコピーバンドを始めたので、やっとギターも電化生活に突入しましたが、その頃からビートルズやチューリップを音楽室のピアノで遊びで弾くようになって、そのままなんとなく弾けるようになってしまったという。

その後、音楽学校時代にちゃんとピアノのレッスンを受けていた訳ですが、これは結果的に身に付かなかったなあ。不真面目な私が悪いんですけど、いつも試験のために練習するって感じで、試験が終わると弾けなくなった曲が山ほどあります。学生時代の終わりには、演奏するより作・編曲に意識が行くようになったし、ちょうどその頃MIDIが出てきたので、その傾向はますます加速し現在に至る、と(笑)。

どっちが楽しいかというと、正直、快感基準が全然違うので、比べられないです。どう違うのかというと、ギターやベースの方が、よりフィジカルな「弾いてる感」があるけど、鍵盤はそういうのはなくて、ライブではつまんないと思うこと多し。鍵盤のうれしい所は、一人でちゃんとしたハーモニーを出せることかな。サウンド全体を掴める感じ。