インドな共感

去年インドに行ったきり、そのまま何も文章にまとめないまま一年近く経とうとしています。現地では毎日詳細なメモ(写生付き)を残しているので、いつでも書けるという気になっているのがイカンのだな(笑)。そうこうしている内に、頭の中にしまわれた景色や空気はいつの間にか記憶から減少していってしまうのだ*1

さて、2日程前のヤフーにインド旅行記が登録されていました。何気なく読んでみたら、これがえらく面白かったです。

★〜インドの旅〜渡る印度は野良牛ばっかり★
http://www2.journey-k.com/~wassyoi/india.top.htm

OLである「管理人」わっしょいさんが「安く行ける」ということで「高校時代の友人Y」さんと「!宮殿ホテル利用!世界遺産タージマハール5日間」に参加した際の「恋と野良の渦巻くインド旅行記」です。

面白さは実際読んで体験していただくということで、ではワタシ的にどこにハマったかというと。

例えば、たぶん彼女たちと私は、インドに求めてるものとか思い入れとかは全然違うだろうし、食べたモノや泊まった宿も全然クオリティが違うみたいだし(なにしろ宮殿ホテルだからなあ)、見てきたモノも結構違うんだろうと思うんですよ。

まあこれはどっちが良いとかいうモンじゃなくて、単なるスタンスの違いでしかないわけですが、とにかく、そういう意味ではあまり重なり合った部分がないようにも見えます。

ところが、インド人の中に入っていろいろ経験してきた、ってところでものすごい共感を感じたんですよ。そうそう、インドはそうだよねえ、的な。

一口にインドといっても様々なので、一概にこうと言う事は出来ないと思いますが、人と人とのかかわりの中で、たぶん似たような思いをして来たんじゃないかなあ、と。まあ「管理人」さんの書き方の上手さってのもありそうですけどね。

あと、この旅行記を読んで、やっぱりカメラはあった方が良かったかな、という気になりました。実は現地でも旅行の終わりにきて、一箇所だけカメラがないことをハゲシク悔やむ事になってしまい、やむなく出来うる限り写生につとめるハメになってしまったことを告白いたします(笑)。

*1:バックパッカー的なノリを目指していたのでカメラは持参せずだったわけで。