城マニア

小学校4年の頃に熊本城に行き、その圧倒的な迫力の石垣と相まって建物の剛健な美しさに打ちのめされて以来の城マニアです。
でも、城マニアって、なに?と普通の人は思うんじゃないでしょうかねえ。例えば私はこんな小学生でした。

  • 城や歴史の本を読み漁る
  • 城の写真の模写に没頭する
  • 週末などには近場の城に出かけて行き、写真を撮ったり写生をしたりする。時には城に興味のない友達も巻き添えになる
  • 夏休みなどには、日頃行けない近畿・中国の城めぐり旅行を実行する
  • 城のプラモデルを作りまくる
  • 地図記号のようなオリジナル記号を作り、ノートに想像上の城の縄張りを作りまくる

まあこんな感じでしょうか。
意外と誤解されていると思うのは、一般に城好きというのは、お城の、天守閣が好きだと考えられているところではないでしょうか。でもそんなことはなくて、その他の櫓や門などの建物はもちろん、単に石垣だけでも大興奮です。例えば中央線に乗ってると四ッ谷駅で昔の四谷見附の石垣が見えるのですが、これだけでうれしい。
なので、実際に城に行くと普通の人にはなんともない場所も見どころ満載で、入ってから出るまでにものすごい時間がかかるのが常。一緒に行く人などがあると、これがイヤがられるんですよねえ(笑)。なので、なるべくは一人で出かけるようにしてます。
正直、ホントに城マニアだった時代は中学の半ば頃で一段落して、その後は「隠れ」みたいな感じですが、やはり好きなことには変わらないので、折に触れては本を買ったり訪れたりしております。
個人的にいま一番の城トピックは、熊本城復元プロジェクト。最後に訪れてから、すでに六つの櫓や門などが復元されています。現在本丸御殿を復元中。こいつが完成するまではなんとしても死ねない、と、これはマジです(笑)。