続・最近のこと

作業が一段落したので、はてなに舞い戻ってまいりました。たまったトピックをいくつか。久々の機会にあれもこれもと思うけれど、瞬発的にえいやっと書き出したものを。

木曜は「へうげもの」Day

同じ時代を取り上げた大河ドラマ「江」の迷走ぶり(笑)*1とは裏腹に、これはマジで面白いよ、の「へうげもの」。ひらがなだと一瞬分からないけど、剽げ者、ひょうげたヤツって意味。信長、秀吉に仕えた武士であり茶人である、古田織部の物語。原作はモーニングで連載中のマンガだけど、4月から木曜夜にNHKでアニメ化されており候。

己の「数寄」を以って世の中を統べたいという野心と、権力者達の思惑とのせめぎ合い、のようなテーマが興味深く感じるんだけど、なにより個性的な登場人物達の描き方がとても面白い。

それにしても、武の時代にあって、武将達の数寄や能舞など文化面への関心の高さは、なんだか今から見れば意外な感じがしないでもないけど、日本史の中でも文化の爛熟期のひとつでもあることに、あらためて思い至り。

かように一見渋い内容なのだけど、原作でも各話のサブタイトルに曲名もしくはそのもじりを当てているくらいで、実はポップなセンスに支えられてるのだ。

そんな作風を表すように、アニメのOPもIKUZO名義の吉幾三が、結構イメージとは違う感じのファンキーな曲を歌ってた...んだけど、なぜか途中から「いかにも」なジャズ風インスト曲に変わってしまって、確かにIKUZO曲はアクが強いなと思ってたけど、案の定抗議でも来て差し替えたのかと思ったら、メンバーが大麻所持で逮捕されたから、と先ほど判明(笑)。

EDも斉藤由貴歌うところの、おしゃれなボッサ風な曲で、これまたポップ。しかし、このアニメ、話的にはどこまでやるのかなー?というのがサイクン(原作ファン)との話題になっております。原作単行本ではちょうど秀吉が亡くなったけれど、そこまではいかないにしろ、さて終わらせるにキリがいい所とは。

ところで「数寄者」という言葉。原作では「すきもの」と読ませてるのに、アニメでは「すきしゃ」と読んでます。その違いはいったいなんなの?!


(翌金曜日の追記)書いた端から、イキナリまたOPが変わってたよ。3曲目。タイトルバックの映像は初めからずっと同じものが使われてるのだけど、今回は映像に合わせて曲を作ったようなので、前曲のように映像とのなじまない感は無いものの、なまじアジア風味にしてしまったのはどうか。やはり最初の「戦国とオリジナル・ラブを思わせるようなR&B風味の掛け合わせ」の妙味が好きだったなあ。と、久々に第1回の録画を見つつ再確認。

それにしても、主題歌作曲演奏メンバーが大麻所持で逮捕されたくらいで、曲を差し替える必要、あるのかね。今に始まった話じゃないけど。

ブックオフの買取戦略?

以前からブックオフには本を売ることがあったけれど、本と違って、CDやDVDを売ると、ちゃんとブツ毎の値段が出た査定リストを渡されて確認が出来るんですね。

どれがいくらで買い取られたかが分かると、しかし、その後いくらで売りに出たかを知った時に、微妙な気分にもなります(笑)。

最近ではしょっちゅうCD・DVDを売りに行ってるので、翌日には自分が売ったブツがいくらで出てるか丸分かりなのだ。

最初は主にDVDを売ってたのだけど、その時得た感触では、「大体、買取の3倍強で売りに出る」というのがスタンダード、希少モノだともう少し原価率が上がるかも、といった感じ。

ちょっと渋いなーとは思うけど、まあそんなものか、と思える範疇。でもCDを売るようになって、心乱される事となりましたです(笑)。

まず、100円で買い取られたCDの多くが950円で売りに出たりする。利益率高すぎでしょ。と思うと、同じ100円で買い取られて、500円コーナーに入るものもある。

なんで同じ値段で買い取って、売値がこんなに違うの?!買い取り基準とは別に売り基準があるとしか思えないけど、でもなぜ?

買い取り価格は、ブックオフのシステムが持つデータベースで決まってるようで、たぶんどの店に持っていっても同じ買取価格が出るんでしょう。その点では価格に対する納得感はあるのだけど、売り基準は、どうも各店舗で判断しているのではなかろうか?

なんにしても、あまり高い利益率で売りに出されると、ブックオフに売りたくなくなっちゃうよ。こっちは処分するつもりで出してるから値段は大して気にならないけど、安く買うなら安く売ってくれ、と思うよ。まあ3倍ぐらいなら納得するからさ。

ちなみに私が把握している、CDの買取価格と売値の関係。

買取価格販売価格
100 950
200 1,250
500 1,550
700 1,950

買い取り価格が上がると、利益率も下がるんだよね。やっぱり、3倍ぐらいというのが納得できる目安かなあ。それを大幅に超えるくらいなら、捨てるなり友達にあげちゃうなりしたほうが、気持ち的には納得が行くような気がしてきた今日この頃。

*1:大河ドラマ「江」の迷走ぶり(笑):いや、実のところ、あのドラマはこれからが本番でしょう。年齢的に見れば、(もう半年経ってるけど。笑)まだプレリュードの範疇かと。本人はまだ子供だけど周りが激動だから、ドラマに取り込んでしまうのも、まあやむをえず、って感じでしょうか。