ふと気がつくと、今週に入ってからアナログ放送を録画した番組にコピーガードの表示があるではないか!
地デジ環境は整っているものの、あのふざけたコピーガード仕様のために、見ちゃ消し番組以外はアナログ放送を録画し続けていたのだけど、これは何事?
と思ったら、CATV局で行っている「デジアナ変換」のためらしい事が判明。ウチはJ-COM回線でTV視聴してるから、週末にJ-COMがシステム切り替えたんだね。
総務省のサイトに説明図がありました。ケーブルテレビにおけるデジアナ変換の暫定的導入について(参考1)。
デジタル放送をアナログ放送に変換すると、コピーガードまで一緒に実装されて来るんだねー。これは弱った。7月までに、コピーガードはずしではない方法でTV視聴録画する方法を検討するつもりだったけど、いきなりこれだ。
これでアナログ放送を見続けるメリットはなくなったなー。そもそも、何で当然のように地デジにコピーガードがかかってるのか。こんなの日本だけだし。
こんなにガチガチにして視聴者に不便をかけておいて、日本は諸外国より意識が進んでいるとうそぶく放送権益者達。なんてお為ごかしを!諸国がやらないのは、不当に視聴者の不利益になる=反対運動が巻き起こって実現不能だからでしょ。CCCDがいい例だ。
もしくは。ガチガチなセキュリティーを実施してビジネスの生産性ガタ落ち、それでも海外の低いセキュリティー意識より先進的なのだと豪語していた某大企業H社を思い出すよ。はいはい、H社よりRSAを採用するのはセキュリティー意識が低いんだね。
意図的であれ、目的の取り違えであれ、日本のデカイ組織ってのは、管理を強める方向に力を入れ過ぎというか、それが一番の興味にみえる。とりあえず、ホントにこのクソバカ放送行政、どうにかして欲しいよ。てか、こんな利権まみれの地デジ化なんて大失敗するといいよ。
と悪態をついてみる。
とりあえず、これからどうするか考えるとしよう。簡単なのはコピーガードをはずしてしまうことだけど、実装されたコピーガード信号を取り除くのは、いちおう法律違反。らしい。
コピーガード外しは最後の手段だ。我々は忍者部隊なのだ(違)。
ちょっとめんどくさいけど、コピーガード信号を取り除かず、しかしガードを機能させなくするフーリオとかPT2を使うか。これだといちおう合法的。らしい。
いずれにしても、いろいろ試してみないとだなあ。いっそ、もうテレビは見ない、というのもアリ。