入試の解答、ですか?

こんなニュースタイトルを発見。またカンニング物ですか?

 広島県教委は8日、公立高校一般入試の国語(7日実施)で、漢字の書き取り問題の解答が、7校の試験会場にある椅子の背もたれのラベルに記されていたと発表した。

 この7校の全日制、定時制を受験した計1255人全員を正答にした。

 県教委によると、「パラドックスをナげかけて」という文の「ナ」を漢字で書かせる問題(配点1点)。ラベルは、取り扱いの注意事項をメーカーが記したもので、その中に「いすを投げたり、倒したりしないでください」とあった。7校では計152脚に、後ろの受験生から見える位置に貼られていた。

 試験後、1校の校長が気づいて、県教委に報告した。県教委は「試験中は教室の掲示物が見えないようにするよう各校に指示していたが、徹底できていなかった」としている。
(2011年3月9日02時48分 読売新聞)


これって、ひょっとして、高校入試で「投げ」という漢字を書かせたかったってこと?

一瞬、モノを投げる、と、パラドックスをナゲる、は同じ漢字か別の漢字かという問題かと思ったよ。高校入試だしね。

つまり、目の前のイスのラベルに「いすを投げたり」と書かれていても、それが即解答とはならないよね?と思った訳で。

でも、やっぱりパラドックスも「投げ」るで、高校の入試問題でその漢字を知っているかどうかを問うてるんだよね。(くどい)

うーん、そっちの方がびっくりじゃない?イスのラベルに「投げる」とあったから何なのだと。こんな小学生レベルの漢字の書き取りが問題になるなら、今後入試教室からは、いっさい漢字を締め出さなきゃならないよ?!

あ、だから「試験中は教室の掲示物が見えないように」という事なのか。実行委員のみなさん、ごくろうさまです(笑)。