サウンドデータのタグ表記

以前、自分のサウンドライブラリーにて、タグを使ってサウンドファイルをどのようにジャンル分けしているか書きました(サウンドライブラリーのジャンル分け)。

今回は、タグ情報の表記をどのようなルールでまとめているかの現状について。

と言いつつも、やっぱりソコココに矛盾はあります。とりあえず、改善案検討のためのメモみたいな感じでゆこう!

      • タグの編集は、1)リッピング直後にSuperTagEditor改にて実施、2)その後の修正等は、プレーヤーのfoobar2000にて実施、という環境です。
      • コーデックは、Ogg Vorbisがデフォルト。重要なモノはFLAC、その他は用途に合わせてmp3やWAVを使用。
      • 現時点でのライブラリー曲数は25,2767。

名前表記

      • givenname midname surnameの順で表記する。
      • John LennonPaul McCartneyに混ざってMozart, Wolfgang Amadeusでは整合性がない。特に20世紀の作曲家の扱いに違和感が出るため(John CageとかMorton Feldmanとか)。
      • surname先にするなら、ポップ系の人もLennon, Johnなどに統一すべきだが、そのつもりはない。
      • 日本人はアルファベットソートに乗らないので、苗字(スペース無し)名前で統一。


クラシックでの表記

      • クラシックの場合は作曲家優先主義。
        • アーティスト名:作曲家
        • アルバム名:アルバムタイトル、もしくは曲名(指揮者)
      • 一枚のアルバムで、同じ演奏者の違う作曲家作品を取り上げたものなどは、別アルバム扱いにしてしまうこともあり。


表記言語

      • 英語はそのまま、イタリア語は半々、ドイツ語は簡単なものだけ、フランス語はすべて日本語表記へ。音楽学生だったみんは、原語タイトルで覚えている曲も多いので。フランス語はまったく経験なしにつき。
      • いずれにしても日本語タイトルが不明な場合は、原語表示に成らざるを得ないが、英語名が分かる場合(意外と多い)は、そちらを採用。


発表年

      • リマスターやリミックスなどは、基本的にオリジナルアルバムの発表年。ただし、アルバムタイトルに (2009 Remastered)などをつけることが多い。
      • ベスト盤などのオムニバスは、そのアルバムの発表年。ホントは曲ごとの発表年を入れると面白いのだけど、そこまで手がまわりませぬ。


Various Artists

      • 多数のアーティストが参加しているアルバムでは、アルバムアーティストにはVarious Artistsを使用しつつ、個別の曲では実際のアーティスト名を入力する。


タグ情報とフォルダとの組み合わせ

      • タグ情報をデータベース化して使用するプレイヤーでは関係ないことも多いが、例えばiPodRockboxなどの組み合わせでは、タグ情報と別の情報でフォルダ管理する事が可能。けっこう便利。
      • 例えば、Various Artistsのカバーやトリビュートアルバム。タグ上のアーティスト名はそのパフォーマーとなるが、カバーされたアーティストのフォルダに置く。ビートルズをカバーしたアルバムは、タグ上ではそのアーティスト名で表示されるが、ビートルズのフォルダに入れるということ。カバーしたのが単一アーティストの場合は、その限りではない。


特にクラシックでは、昔適当に取り込んだデータが多かったので、去年あたり、かなりの量を書き直しました。同じタイミングで、特に日本曲での文字コードUTF-8へ変換かけました。大作業(笑)。