iPhone4を使い始めて数ヶ月、ケータイメールの扱いがどうにかならないものかと思い続けてました。
iPhoneには大まかに三種類のメール機能があります。
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- メール
- MMS
- SMS
メールは、いわゆるフツーのPCメールと同じような感覚。iPhoneでは外部のメールボックスとリンクして使用できます。私はgmailと同期して使ってます。
MMSはMultimedia Messaging Serviceの略で、画像、音、ビデオ、リッチテキストを含んだメッセージの業界標準規格。
SMSはShort Message Serviceの略で、電話番号同士で短文テキストをやり取りする国際標準規格。いわゆる「ショートメール」。
ここで問題になるのは、iPhoneキャリアであるソフトバンクのケータイメールが、MMSで送受信するようになっている事です。
上のアプリアイコンにあるように、iPhoneではMMSとSMSは同じアプリで取り扱います。その画面はこんな感じ。
これは、最近のサイクンとのやりとり（笑）ですが、まさに一言二言のやりとり用。お互いのやりとりが吹き出しで表示されて、見やすいしかわいいです。
ところが、ケータイメールをここに入れるとどうなるか。
これはタワレコからのDMですが、どうもある程度の長さになると、一本のメールがいくつにも分断されてしまいます。SMSのように、別のメールでも同じ画面に連続表示されるので、ますます訳が分からなくなる。
これ、明らかにショートメッセージ用のアプリで、少なくとも一定の長さ以上のメールには適してないと思うのだけど。読みにくくってしようがない。
とまあ、こんな悶々とした思いで過ごしてまいりましたが、ありましたよ、ソリューションが！
iPhoneの契約をすると、ソフトバンクからは2個のメールアドレスが支給されます。
一つは、通常のソフトバンクのケータイメールアドレス。@softbank.ne.jpドメイン。これがMMSで送受信するもの。
もう一つは、iPhone用の別ドメイン、@i.softbank.jpのアドレス。PCメールと同じような扱い。
実は、この@i.softbank.jpの意味が今まで分かってませんでした。PCメールのアドレスと同じかと思って無視してましたが、実はこのアドレスでメールを受信すると、ケータイメールのように、iPhoneへメールをプッシュする事が判明！
気付くのが遅すぎ？（笑）
そんな訳で、以後は@i.softbank.jpドメインのアドレスを、ケータイアドレスとして使用することにしました。これで、やっとMMSでフツーのメールを読む苦痛から開放されるよ。
しかし、今回思ったのは、MMSとケータイメールってごっちゃにしちゃいけないのではないか？という事。
iPhoneでメールと言えば、やはり「メール」アプリの方でしょう。こちらではPCと同じようにメールを取り扱う事が出来る。
しかし、その名前の通り、MMSはメッセージングサービスであって、メールと云うよりは、「すでに普及していたSMSで平文テキスト以外の情報も使えるようにしよう」というセンスで成立しているように見える。
今回調べてみると、iPhone4からのユーザであるみんは知らなかったけれど、元々iPhoneでは@i.softbank.jpアドレスのみで、MMSが無かったとのこと。
私にとっては、そちらの方がはるかに分かりやすいし、こんなに迷わずに済んだだろうな。
PCだって、メッセンジャーとかチャットって、メールとの連動機能はありつつも、別用途のツールとして普及しているので、ケータイでもそんな具合になってくれた方が分かりやすい、って事です。
