Yoko Ono Plastic Ono Band

初めに言ってしまうけど、私はオノ・ヨーコという人が大好きなのだ。表現者としての素晴らしさや意思の力の強さはなんとしたことか。おまけに美しいのだ。ビートルズファン(だけじゃないけど)の中には少なからず批判的な人があるようだけど、私は断固オノ・ヨーコの味方です。

そんなわけで、行ってきましたよ、Yoko Ono Plastic Ono Band。1973年の時はさすがに間に合わなかったし、1996年のIMAの時は同じタイミングでイギリスに行っていて(仕事がらみだったので日程変更不可だった)すれ違い、単独ライブでは初めてのヨーコ体験。2005年のジョンレノンスーパーライブでそのパフォーマンスを初めて生体験して感動に打ち震えたので、期待値かなり高め。

演奏がスタートしたら、もうずっとのめり込んでしまいました。バンドはかなり良いグルーヴ感があったし、衰えたりとは言えどヨーコの声もまだ健在。曲調もポップな物が多く、おそらくいままでヨーコの曲をあまり聴いたことが無い人には、案外と意外な印象を与えたんじゃないかしら。

不覚にも新譜を聴かずに来てしまったので、初めて聴く曲が多かったけれど、まったく問題なく楽しめました。逆に先にライブでのバージョンを聴いて、CDの方はどうなっているのかな?と想像しながらも聴いていたり。CDは、アマゾンさんによれば、今日届く予定。

全体のサウンドと照明効果の印象からすると、クラブみたいな会場の方が合ってたんじゃないかと思ったですよ。今回は2階席で遠かったけど、前に近くで観たときはあまりのオーラに圧倒されたし、そんな意味でも。と思ったら、来週リキッドルームでのCHIMERA MUSICのイベントにも出るんだね。うーん、いまからじゃチケットないか。