子供の頃スポーツ少年だった割には大人になってからはスポーツにほとんど興味のない人間になってしまったのですが*1、それでも、「東京者なので当然地元ヤクルトを応援する」ぐらいのゆるいファン意識を持って、夏は電車で一駅のオフィスから仕事の後に神宮球場に駆けつけてビールを飲みながら観戦なんて事もあったのでした。
そんな折、友人の千葉ロッテマリーンズ・ファンであるタケオ・ハッシュ君の観戦企画に乗って、幕張まで野球を観に行ってまいりました。結論から言うと、予想以上に楽しめました。いままでの神宮ライフと比べてなにが違ったんだろうかと考えてみましたが、おそらく一番の要因は、近いところで野球を観る、というかなり本質的な部分にありそうです。神宮ではいつも外野席の上のほうで、ゲームも遠いし周囲の熱も違うんですね。
違うといえば、ゲームの開始前など、チームの紹介やセレモニーなど、かなりショウアップされているなあ、と。神宮ではこんなモノ見たことないぞ。これはマリーンズ・スタジアムの属性なのか、それともパ・リーグ全体がそうなんでしょうか。いや、最近観に行ってないだけで、今では神宮でもこんな感じなのか?!
それと、神宮よりかなりビールがすすんだという気がしますが、これは明らかにデイゲームで暑かったからでしょうか。夏の海辺で飲むビールに近い感じで実においしくいただけました。まあ入場してからゲーム開始まで2時間、炎天下の下でひたすら飲んでいたので、いざゲームが始まる頃には、完全に出来上がっていたと(笑)。
そんなこんなで、野球を観ながらビールを飲み大騒ぎするという快感を久々に味わったわけです。あと今回今までと違うように感じたのは、お気に入りのチームを応援するために集まってきた人たちの集団というのは、なかなか良いヴァイブレーションがあるかもしれないと感じたことかしら。うまく説明できませんが、同じライブに集まった人、というのとはちょっと違うような。
えーと、結果的にロッテマリーンズは負けて、私も手や顔に重度の日焼け*2を得るということになってしましましたが、試合後はもちろんさらなる飲みに繰り出したのでした。
もし次に行く機会があれば、やはり屋根のない球場で昼間に行われるゲームがいいなあ、という希望があります。このへんに今回感じた楽しさのキーがあるような気がするので。