昔クラシックギタリストとのユニットをやっていた時に痛感したんですが、やっぱり同じ事をしようと思えばギターの方が圧倒的にムリがあるんですよね。
音数のことだけでなく、例えば、ピアノで弾けばなんて事ない2声のインベンションもギターで弾くとなるとかなり難しい。
なので、そのギタリストの友人には、ギターでこんなにがんばって弾いてもピアニストにとっては簡単な事なんだよなあ。ギタリストってちょっとかわいそう。などと言っていたものです。
元々違う楽器だからそのような視点自体がムリなのは承知の上ですが、現実にそういう部分があるのも確かでしょう。逆にギターの方が勝った部分もあるし。
ところで興味深いのは、ピアノで余裕でちゃらちゃらっと弾いちゃうような曲を、ギターで青筋立てて(笑)弾いたモノの方が妙にテンションが高くておもしろい、というような事があったりすることです。
バイオリンじゃなくて、わざとチェロに限界ギリギリの高音を弾かせた方が面白かったりする、というのも似たような事かもしれません。
と、とりとめもないまま、だらだら終わる(笑)。