いままであまり気にしたことがなかったんですが、世の中の人はどんな装置で音楽を聞いているのでしょうね?
私がまだ10代の頃は、ステレオで聴くに決まってる、と言ってもほぼ間違いなかったような気がします。もしくはラジカセ。もちろんモノラル。
ナショナルマックとかそんなのが流行ってました。
私の初代愛用機はコレ↓。こんな奇特な情報があるのはラジオ・ラジカセ博物館。素晴らしい!
でも今は結構選択肢がありますよねえ?ステレオでもちゃんとしたパワーのものからお手軽なミニコンポ、モノによってはミニコンポ以上にパワフルなCDラジカセ。もしくは、ポータブルのMDなどに外部スピーカを付けた物。人によっては、私自身が一時そうでしたが、ヘッドフォンしか使わないというケースもあるでしょう。
なんでそんな事が気になったかというと、先日2年半ぶりぐらいにCDを作った時に、音を作りこんで行く段階で再生環境によってかなり音が違ってしまい頭を抱えてしまったからなんですが。
それ自体がまだ音が作りこめていない証拠でもあるわけですが、こんな事態を避けるためにフラットな特性のモニタースピーカーを購入したばかりで、これでよしと作った音がそんなありさまになってしまったわけです。
10年以上前に自宅で録音作業をやっていた頃は、比較的クセのない良いステレオを持っていたために、それを基準にしていればよく、その点ではまったく悩みはなかったのに。
とにかく締め切りが迫っていたので、おそらく世の中の多くの人が使用しているだろうと想像したところのCDラジカセを急ぎ入手して作業を進めることにしました。
結局最終的にはラジカセでサウンドチェックをしながら、本来のモニタースピーカーを使ってCDを仕上げたのですが、CDをリリースした今でも、みんなどんな装置で聞いているのかしらとふと気になるわけです。
思ったようになってくれているといいなと思いながら。