異国語を話す

英語圏の人々が、英語をしゃべるはずのない場所の人が英語をしゃべっているのを見ても違和感を感じない、という話(id:yositeru:20050218)。このタイムラグは、週末の長時間ライブ&飲みとその後の虚脱状態によるものです(笑)。

英語圏の人ほど極端じゃないけど、日本人だってけっこう同じようなところがあると以前から気になってました。妙なとこだけ英語で、あとは日本語なケースとか。

巨人の星 不死鳥編 Disc2 [DVD]例えば、「ヒューマ・ホシ、オマエハ 野球人形ダ!」と日本語バリバリのオズマ選手(米カージナルス-->中日ドラゴンズ)ですが、微妙に名前だけ英語風(笑)。他にも昔のマンガに登場する外国人は、それまでベラベラ日本語でしゃべっといて、突然オフコース(もちろん)」などとという吹き出し*1を登場させるぐらいに微妙に英語風なシーンはしょっちゅう登場し、あたりまえのよう受け止められていたかと。

まあ、大多数の日本人は、海外でも日本語のままなんとかなるとはあまり思っていないでしょうから、その点は英語圏の人とは大いに意識が違うでしょうが。

というか、今出した日本人のケースはやはり国民の傾向と呼ぶにはちょっとムリがあるかしらね。どこの国でもありそうな翻訳レベルの話かも。そういえば、日本人が外国映画を日本語吹き替えで観る事には抵抗がないけれど、これって他の国の人が見ると意外とヘンな感じがするんじゃないかしら?!だって私たちだって、たとえば中国語吹替えの007を見たら、違和感ありまくりというか、笑っちゃいませんかね?

ところで英語をしゃべるモーツァルト。英語の歌詞に作曲するには、英語を知らないと出来ないはず、でも確かモーツァルトには英語歌詞の曲もあったよなあ?と思って検索かけまくってみましたが、これが全然ヒットせず

最悪、ヘンデルメサイア(英語歌詞ですよ)のオーケストラ編曲をしたじゃないか、と思ったのですが、こちらも、モーツァルトが編曲したのは、なんと歌詞をドイツ語にしたバージョンだった事が判明。これはびっくり、知らなかったなあ。となると、英語歌詞に関しては気のせいだった可能性大ってことかしら。

モーツァルトは子供時代にはイギリスに長逗留したこともあるし、イタリア語やラテン語に堪能で、フランス語もそれなりにイケるオーストリア人としては、むしろ同系統ともいえる英語はバッチリというのは偏見だったのかな。うむー。

そうそう、映画アマデウスの中ではオペラの歌詞も英語化されていて、その辺もちょっと楽しかったりします。でも原語のままの部分もあったような*2?今手元に映像がないので未確認ですが、どうだったかな。調べてから書けって?!まあいつもテキトーですから(笑)

*1:Off Courseに非ず。of courseの日本語表記。ごらんのように、しっかり「日本語訳」付き。思うにこれは昭和40年代の少年マンガ(少女マンガではどうか知らず)に登場した英会話で、もっともポピュラーなフレーズのひとつではなかろうか?!

*2:フィガロのオープニング、リハーサルシーンとか